那須塩原の自然に囲まれた場所にある農園「山水園」。
標高や水の質、土の特性を活かしながら、トウモロコシ・クレソン・ラズベリー・サツマイモなど、季節ごとに多品目を丁寧に育てています。
「クレソンだけじゃ知恵は育たない」
そんな言葉に込められているのは、土に学び、季節に寄り添い、野菜を通して探究し続ける姿勢。
どの作物にも一作一作の意味を見出しながら、日々畑と向き合っています。
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土づくりから始まる“やさしい農業”
山水園の特徴は、なんといっても土づくりへのこだわり。
微生物の力を活かすために、サンゴの化石由来成分を肥料に取り入れ、自家製のぼかし肥料で化学肥料の使用を極力控えています。
農薬の使用も年に3回までと最小限。
“安全”と“おいしさ”のバランスを追求しながらも、自然との調和を大切にしています。
農園に込めた「3つの意味」
「山水園」という名前には、ご主人のユーモアと哲学が詰まっています。
山のように恵まれた自然環境
水をテーマにした作物へのこだわり(クレソン・トウモロコシなど)
円は、お金ではなく“ご縁”と“つながり”の象徴
“農”を通して、地域と人をつなげる存在でありたい──。
そんな思いが、畑にも野菜にもにじみ出ています。
手間を惜しまない、ていねいな農業
「大量には作れないけれど、そのぶん目をかけ、愛情を込めて育てたい」
そう語るご主人の姿勢は、すべての作物に表れています。
収穫のタイミングも、出荷の基準も、妥協しない。
野菜のことを真剣に考えるからこそ、生まれる“深い味わい”があります。