「松本農園」は、4町歩(約4万㎡)という東京ドームとほぼ同じ面積の畑をたった8名で管理しているとてもパワフルな生産者。年間で約30品目もの野菜を栽培している。
同園の歴史は古く、江戸時代から栃木県宇都宮市内の中央新里地区という場所で伝統的な農業を続けてきた。
農園の特徴は、地元を流れる姿川から流れ込む清流と、繁った木々の落ち葉に支えられた豊かな土壌を武器にした減農薬農法。野菜の生命力を存分に引き出した栽培方法だ。
現在は、この地域でしか作られない栃木県としては初となる「GI登録(伝統的な農法で作られる産地ブランド品)」も取得した「新里ねぎ」の生産に特に力を入れている。
土地を守り繋いでいくという農業本来の理念がそのまま生きた「松本農園」の野菜をぜひ堪能してほしい。