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那須烏山市
木下智恵子
木下さん夫妻のハウスがある栃木県那須烏山市は、周りを山に囲われた景観の良好な場所。 そんな空気の澄んだ気持ちのいい場所で、長年夫婦で農業を営んでいる。 就農当初からさまざまな作物にチャレンジしていた。 主に夏・秋向けのトマトを作っていたが、より多くの野菜を食べてもらいたいという思いで選んだのがスナップエンドウとキュウリだった。 まったく違う管理方法の作物を同一ハウスの中で育てるのは非常に苦労したそうだ。 ハウスを区切り、温度調整を行い、肥料の設計も調整しながら周年のサイクル栽培を実現させた。 味を良くするために、肥料にもこだわる。珊瑚を粉末状にした土壌改良剤で土の有機成分を活性化し、有機質のたい肥を使用している。 安心安全にも配慮した木下さんの野菜は多くのファンを生んでいる。
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サンゴを粉末状にした土壌改良剤で環境に優しい野菜作り
ゆっくりと土の成分を整えていくサンゴ肥料は時間と手間、コストもかかる。しかし、おいしくて安全な野菜を作りたいという思いで長年この肥料を使用している。
スナップエンドウのはじけるおいしさ
瑞々しくぷっくり膨らみ、嚙り付いた際の食感と甘味が抜群。
木下さんの「フルティカ」はさまざまな料理に活用できる
フルーツトマトというとサラダのイメージが強いが、木下さんの「フルティカ」は甘みと適度な酸味がある。煮込んでトマトソースにしたり、卵と一緒に炒めて中華風にしてもおいしいと評判