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栃木県宇都宮市
加藤真人
周りを森に囲まれた、自然豊かな場所に加藤真人さんのシイタケハウスはある。 前職はサービス業や接客業など、異業種からの新規就農だが、そこで得た「お客様目線」はシイタケ栽培にも活かされている。 「実際に僕のシイタケを食べてくれた人からの“おいしかった”を参考に、どれくらいの肉厚が使いやすいのか、味はしっかりのっているかなど常にアンテナを張っています。周りには自然しかないところですが、おかげさまでわざわざ買いに来てくれる人も増えてきました」と話す。 毎年のように品種を少しずつ試し、常においしさを追求している。 育て上げたシイタケを見つめる加藤さんの表情は、どこか誇らしげだ。
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おいしさを追求したIoT×農業の生産現場
最新環境管理機器「FARMO」を導入し、24時間温度・湿度・Co2濃度をチェックしている。温度の変化に敏感なシイタケには欠かせない相棒だ。
東日本大震災の逆境を乗り越えた生産地
もともとは原木シイタケの盛んな地域だったが、東日本大震災の影響を受け年々シイタケ農家が減っていった。加藤さんは逆境をバネ、にもう一度この地にシイタケ生産を芽吹かせたいと日々奮闘している。
青空に映える白いハウス
清潔感のある綺麗な白いハウス。日々おいしいシイタケ作りに余念がない。