周りを森に囲まれた、自然豊かな場所に加藤真人さんのシイタケハウスはある。
前職はサービス業や接客業など、異業種からの新規就農だが、そこで得た「お客様目線」はシイタケ栽培にも活かされている。
「実際に僕のシイタケを食べてくれた人からの“おいしかった”を参考に、どれくらいの肉厚が使いやすいのか、味はしっかりのっているかなど常にアンテナを張っています。周りには自然しかないところですが、おかげさまでわざわざ買いに来てくれる人も増えてきました」と話す。
毎年のように品種を少しずつ試し、常においしさを追求している。
育て上げたシイタケを見つめる加藤さんの表情は、どこか誇らしげだ。
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