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栃木県 上三川町
うえの農園
栃木県の南東部に位置し、宇都宮市に隣接する上三川町。近くを北関東自動車道や新4号国道が通る場所ながら、町の総面積の約半分を農地が占めるというこの地で、「うえの農園」はモロヘイヤ、タマネギ、米などの生産に取り組んでいる。 「うえの農園」の上野秋男さんは2022年春から専業農家になった三代目。 もともとは兼業で農業に取り組んでいたが、「せっかくなら集中してやりたいと思って」と、専業農家に転身。 取材に伺ったこの日は新たな作物の栽培を始めるべく、ハウス整備の真っ最中だった。 SNSなどを活用した情報発信にも積極的に取り組み、慣習などにとらわれずチャレンジする姿が印象的だ。
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なるべく農薬は使わずに育てる
完全に農薬をゼロにするのはなかなか難しいが、上野さんはできる限り農薬散布を1回に抑えている。消費者としてもこういった取り組みは安心できる。
一つひとつ手間と愛情をかけて出荷される野菜たち
実はモロヘイヤの花と実には毒性があるんだそう。上野さんは収穫後一つひとつ手作業で花と実を除去している。私たちが安心して食べられるのも、こういったていねいな仕事があってこそ。 夏の野菜の印象が強いモロヘイヤだが、実は温度や湿度の変化に弱く、日中に収穫するとあっという間にしおれてしまう。そのため収穫は涼しい朝早くもしくは夕方になってから行っているそう。