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栃木県宇都宮市
ミニファーム上欠
周りを住宅に囲まれた意外な場所に「ミニファーム上欠」はある。 屈託のない笑顔で迎えてくれた園主・幕田弘一さんは、50年近く東京で車の整備関係をしていた農業未経験者。 コロナの影響で実家である栃木に戻ってきたそうだが、農業を始めたきっかけは、妹さんが肝臓の病気になったことが大きい。 「薬ではなく食べ物でなんとかしたい」という思いで作り始めたのが“食べる輸血”とも言われるビーツ。 農業未経験ながら元来の性格である研究熱心さから、プロも顔負けのビーツを作った。 肥大化させることが難しいビーツだが、アルカリ質を好むことがわかると苦土石灰(くどせっかい)と消石灰の配合を綿密に調べ、土作りを行った。 オーガニックなものを好む妹さんの要望で農薬・除草剤は全く使っていない。 健康とおいしさを両立させたいという幕田さんの農業は始まったばかりだが、これからが楽しみだ。
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立派なビーツが一番のおすすめ
かぶや大根に似ている見た目とは裏腹に、実はほうれん草と同じ科に属する野菜。ビーツは固いため、一度丸のまま茹でてから切ろう。皮を剥くと色素と栄養素が流れてしまうので注意が必要。
幻のサラダカブ「もものすけ」も自信作
別名サラダカブとも呼ばれる「もものすけ」。まるでみかんのように皮がぺろんとめくれるので調理も簡単。肉質もやわらかく甘みもあるため、生のままサラダに入れるとアクセントになっておすすめ。