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栃木県鹿沼市
広田充泰
広田充泰さんは夫婦で原木シイタケを生産する専業農家だ。 今でこそ夫の充泰さんが主となり生産しているが、充泰さん自身はもともと製造業のエンジニアだった。 妻の実家が代々原木シイタケの栽培をしており、妻のお父様が設備投資し、「さぁこれから規模を拡大していくぞ!」という時に倒れたことをきっかけに、意思を継ぐ形で充泰さん夫婦のシイタケ作りはスタートを切った。 周りの助けなどを借り、ようやく満足のいくものができるようになった。 こだわりはシイタケの元となる種菌選び。肉厚で香り高いものを選んでいる。 さらにシイタケを栽培する原木も放射能を含めた詳細な検査をクリアしたものをわざわざ取り寄せ、安全面にも配慮。 広田さん夫妻のシイタケ作りはさまざまな人の想いで成り立っている。
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長い時間をかけて作られる、天然物に匹敵する味わい
原木シイタケの栽培で一番苦労するのは、収穫までの時間の長さ。最低でも一年半以上かかり、その間の管理にも気をつかう。じっくり時間をかけて作られるからこその味わいが何よりの特徴。
九州から仕入れる原木は6,000本
できるだけクヌギの木にこだわっている。木の肌がやわらかく年輪の広いものを厳選。そうしたものを選ぶことでまっすぐで形のよいものができる。
期間限定!?天然育ちのきのこも栽培
春と秋のごく限られた期間でのみ販売の「露地シイタケ」も魅力。びっくりするくらい大きなものから、肉厚でジューシーなものまで。コントロールできないからこそのおもしろしさ、おいしさがある。
栃木県鹿沼市、まさに人と自然が共存する地域で栽培している。
広田さんの栽培場は民家の密集するエリアにあるが、周りはほどよく自然が残っており、人と自然がうまく共存している様子をみることができる。