「スズキファーム」は現在1町歩(約3,000坪)の畑を妻と2名体制で管理し、年間約50種程度の野菜を作っている。
こだわりはやはり土作り。
現在使っている肥料は、これまで埋め立てたり焼却していた未利用有機資源(食品工場からでるくず野菜、米ぬかなど)を、昔ながらの自然発酵技術によりリサイクル活用して出来たもの。
一般的な肥料と比較すると2倍以上の費用が掛かるが、「コストで妥協することはできますが、味や品質は手を抜けない」と語る。
この肥料を使用することで微生物が多く発生し、じっくりと野菜が育つ。急激な成長を促さないためじっくり栄養が蓄えられ、味が良くなる。
鈴木さんは定年就農者だが、「勤め時代よりもやることは多いが、毎日が楽しくて仕方がない」という鈴木さんの笑顔が印象的だった。
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