梅雨の足音が近づく頃、池田さんの育てる梅の木には鈴なりに梅が実る。
「最初は1本の木に20個くらいしか生らなかったんですよ」と笑う。
長年建設業界で働いてきたが、両親から引き継ぐ形で本格的に就農し約10年。
「なぜ梅が生らないのか?何をすればいいのか?」を自ら考え、試行錯誤を繰り返してきた。
肥料はもちろん、収量を安定させるための木の配置、そもそも“いい木”の選び方…研究すべきことは山ほどあった。
今では200本以上、12種類の梅を育てるまでに。
さらに一人勝ちではなく“共に勝つ”のが大切だと語る池田さん。
いいものを作るためのノウハウは惜しみなく伝える。いつしか池田さんたちが育てた梅は栃木県産の高級梅『宮の梅』として知られるようになった。
発送予定日:未定 (予約受付期間 2023年5月22日 16:14~ )