すぐ近くを国道新4号線が走る宇都宮市平出町。一本道をそれると、西鬼怒川の伏流水に恵まれた広大な農業地帯が広がっている。平出清一さんはここで1年を通じ、約10種類の野菜を生産している。
警察官として定年まで勤めあげ、定年後本格就農したという平出さん。
定年前までは休日だけ両親とともに兼業農家として働き、その後農業大学校で本格的に農業を学んだ。
ナスやオクラ、カボチャなどさまざまな野菜を育てる平井さんが作る野菜は、とにかく大きくて立派。
それも日々野菜一つひとつに目を配り、大切に手入れをしているからこそ。
コロナ前から、平出さんの家は近所の子どもたちが集まるこの地域の集会場のようにもなっていた。
農業体験やものづくり体験などさまざまな野外活動を通じ、子どもたちに土や自然と触れ合う楽しさを伝えてきた。
「今でも忘れられない」と語ってくれた失敗も乗り越え、試行錯誤を繰り返しながら、平出さんは今日も汗を流す。
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一つひとつに目を配るからこそ、この立派なサイズに!
平出さんの育てる野菜は、おいしさだけでなくこの大ぶりなサイズも特徴!日々野菜に目を配り、大切に育てているからこそ。
持ち前のチャレンジ精神で、新しい品種もどんどん取り入れる!
さまざまな品種のあるミニトマトでも、めずらしい品種にもどんどん挑戦。縦長の形が特徴的な『ジュエルトマト』は濃厚な甘みを堪能できると人気!
お客様からの「おいしい」の言葉がすべてのモチベーション
「夏場は草との闘い」と語る通り並大抵の作業ではないが、平出さんは2反5畝の農場を一人で管理している。